子育てと仕事を両立しながら。
時短勤務で見つけた自分らしいキャリア

氏名:K.S.
所属:本社 品質保証部 商品表示
入社時期:2015年
経歴
入社1年目~2年目:中部センター 総菜課製造係(商品の製造、生産管理)
入社3年目:南関東センター 品質管理係(5S管理・確認、衛生管理)
入社4年目:長泉センター品質管理係
入社5年目~現在:本社 品質保証部 商品表示(商品の原材料表示やアレルギー表示など一括表示内容の作成、管理)
正確な商品表示を届けるために。品質保証部として担う仕事の責任
お客さまへ商品情報を伝える、商品表示業務の役割
商品表示の主な仕事は、商品の原材料表示やアレルギー表示など一括表示内容の作成・確認・管理を行うことです。食品表示法などの法規制に加えて、社内で定めた安全基準を満たしているかという観点から、原材料情報や商品設計、製造工程など自社レシピの内容確認も行っています。特にアレルゲン表示の間違いはお客さまの命に関わるため、表示の漏れや誤りがないよう、商品開発や製造部門など社内の複数部門と密に連携して、正確な情報をお届けすることに責任を持って取り組んでいます。
確認と問い合わせを重ねながら進める1日の業務の流れ

1日の業務の流れは10時に出社後、メールの確認と作業進捗状況の確認から始まります。その後、原材料規格書の内容精査、製品登録内容や表示内容の確認を進めていきます。不明点や確認が必要な内容に関しては、原料メーカーや開発部門へ問い合わせをして、認識のすり合わせを行います。すぐに解決できない場合は、有識者を交えて、問題解決できるように作業工程の見直しなど解決策の提案、協議を並行して進めていくのがルーチンです。
17時退社のため、16時30分頃からは翌日対応案件の整理と進捗確認を行い、優先順位をつけてタスクを明確化するようにしています。商品表示は一度登録すると修正が困難なため、初めから正確な情報を届けられるよう丁寧な確認作業を心掛けています。
現場経験が育てた視点と、仕事の軸となる考え方
「作って終わりではない」―入社後に気づいたお客さま視点
仕事をするうえでいつも心掛けていることは「常にお客さま目線であること」です。製造現場で働き始めたある日、自分が作った商品が実際にお店に並んでいるのを目にして、「作って終わり」ではなく、この商品を実際に手に取るお客さまがいるということを強く実感しました。
それまでは製造ラインで黙々と作業をこなすことに集中していましたが、店頭で自分が手掛けた商品を手に取ってくださるお客さまを見たとき、商品を製造して販売するということの責任の重大さを肌で感じました。そこから、お客さまに安全・安心だと感じていただける商品を届けるために、自分には何ができるのかを常に考えることが仕事の一番の軸になりました。現在担当している商品表示業務においても、その目線を大切にしています。

原材料表示やアレルギー表示は、お客さまが商品を選ぶ際に最も重要な情報です。一文字の誤りで、会社の信頼を損なう可能性があるため、正確な商品表示を届けることに責任を持って取り組んでいます。また、正確な表示を作成するだけでなく、お客さまにとって分かりやすい表現を日々追求し続けています。
働き方が変わる中で見えてきた、仕事とキャリアのあり方
育児との両立を支えた、職場の理解とチームの存在

時短勤務を選択する際、身近に時短勤務で復職しているメンバーがいたこともあり、事前に『時短であること』が評価に影響することがないことも知っていたため、大きな不安はありませんでした。上司からも「子どもや家庭を大切にしながら働いてほしい」と声をかけていただき、その言葉に背中を押してもらえました。
実際に復職してみて、職場全体として、子育てをはじめ、それぞれの家庭環境への理解がある職場だと強く感じています。職場には子育て中のメンバーや子育てがひと段落したメンバーも多く、子育ての愚痴や悩みを気軽に話せる雰囲気があります。子どもや家族の体調不良など急なお休みが必要になることもありますが、誰かが困ったときにはチームメンバーが自然とフォローしてくれる「お互い様」の文化が根付いています。
また、勤務時間を自分で選択できる柔軟な働き方があることも魅力です。私は10時出勤という選択により、朝から子どものイヤイヤがあっても出勤準備に余裕ができ、気持ちを切り替えて仕事に臨むことができています。
限られた時間の中で高めた、効率性と優先順位の意識
時短勤務になり、限られた時間の中でも業務をこなして成果を出すため、「タイムパフォーマンス」を強く意識するようになりました。丁寧かつ効率よく作業を進めるためにはどうしたら良いか、修正回数を1回でも減らしてアウトプットまでの時間を短縮するにはどうしたら良いかを、日々考えながら取り組んでいます。
新店舗オープンに向けて新規商品を多数取り扱う時期など、表示作成業務が立て込む繁忙期もありますが、表示作成依頼数を確認しながら、個々の進捗状況に合わせて役割分担を行い、チーム全体で乗り越えられるよう心掛けています。
専門性を高めながら、自分らしい働き方を築く
今後、AI活用や業務のDX化推進にも取り組んでいきたいと考えています。表示作成業務において正確さが求められる箇所は多岐にわたりますが、一番重要なのは、チェックが必要なところに集中して取り組むことができる体制を作ることだと思っています。そのためにも、DXの活用によりメーカー規格書や開発が作成する商品仕様書の精度向上を推進し、限られた時間の中でも最も時間をかけるべきところに集中できる仕組みを整えていきたいと考えています。
育休前は「自分でできることは自分でやりきること」が責任感だと思っていましたが、時短勤務で働くようになってからは特に、情報をしっかり共有し、チーム全員で取り組むことの大切さをより深く理解できるようになりました。キャリアについても「早く昇進すること」よりも、「働き続けながら、自分の専門性を着実に積み上げていくこと」「自分らしい働き方を実現すること」を大切にしていきたいと考えています。
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